治験質問コーナー

刺青やタトゥがあると治験に参加できませんか?

刺青やタトゥがあっても参加できる治験はあります。

ただし、参加される治験の種類、刺青・タトゥの位置や数などによっては
ご参加できない場合もございます。
タトゥの有無、位置や数による治験参加可否の判断は、治験が実施される
医療施設によって異なりますので、治験実施施設や募集会社に確認されることをお勧めします。



  • 治験の種類、タトゥの位置、数などにより医療施設が判断を行います。

    治験の種類、タトゥ(刺青)の位置や数によって治験の参加可否が判断されます。
    参加の判断は基本的に治験が実施される医療施設によりなされます。
    医療施設により判断基準は異なっており、

    A.病院はタトゥの有る方の参加を一切認めない。
    B.病院は集団生活に支障をきたさない範囲であれば参加を認める

    といったケースもあります。

  • 「貼り薬」「塗り薬」等の治験ではタトゥ(刺青)があると参加できません。

    「貼り薬」や「塗り薬」の治験では皮膚の状態などを検査する必要があり、
    薬を塗布する対象箇所にタトゥがある場合は参加することができません。
    また他の場所であっても正確な皮膚の状態確認を行うにあたり確認が行いづらくなるため
    タトゥ(刺青)がある方の治験参加は難しいのが現状です。

    飲み薬の治験においても採血する箇所(腕等)にタトゥがある場合、
    参加できない場合が多いです。

    タトゥ(刺青)がある場合は、希望する治験に参加できるかどうかを
    治験実施施設や募集会社に確認されることをお勧めします。

  • 大きなタトゥ(刺青)は集団生活の観点から参加できない事が多いです。

    フェーズ1での健康成人を対象とした治験では大半が医療施設での宿泊を伴うものとなっており、
    必然的に見ず知らずの人たちとの集団生活となります。
    採血や各種検査などで治験参加者同士の肌を目にする機会も多く、
    大きなタトゥがあると恐怖を感じる方もいます。

    このような集団生活の観点から医療施設側で大きなタトゥがある方の
    治験参加を制限している場合が多いです。

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