負担軽減費を前払いでもらうことはできますか?
負担軽減費は治験参加者に発生する負担を軽減する目的で支払う為、
発生していない負担に対して前払いをすることは難しいです。
「支払方法」や「支払時期」に関しては施設によって異なりますので、
気になる場合は事前に治験実施施設や募集会社に問い合わせてみましょう。
治験参加後に支払われる事が多い
フェーズ1(健康な成人男女を対象にした治験)試験は、
治験の全行程が終了後振込や手渡しで支払われる事が多いです。
入院試験がフェーズ1試験の場合、退院ごとに分割して支払いの場合や、
]退院時に一括手渡しの場合もあります。
施設ごとに支払い方法が異なりますので確認が必要です。
通院ごとに支払われる事が多い
フェーズ2以降の治験では通院試験が多いため通院ごとに手渡しの場合や、
月末〆の翌月払いという場合もあります。
フェーズ1同様、施設ごとに支払い方法が異なりますので確認が必要です。
治験で使用される治験薬の費用や検査代は
治験依頼者の製薬会社が負担するため費用はかかりません。
ただし、治験に関係ない薬にかかる費用は健康保険の種類に応じて
自己負担になります。
治験参加前には対象かどうかの確認アンケートに答えていただいたり、
治験参加中は喫煙や生活習慣などさまざまな面から注意事項を守っていただきます。
治験参加前のアンケートで虚偽の申告をしたり、治験参加前、参加中に注意事項をまったく無視した場合、
施設によっては負担軽減費の減額対象となる場合があります。
治験参加前から治験終了まで注意事項や禁止事項は守り円滑な治験進行に努めましょう。
13/08/09
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