治験募集の多い病気について

  • 糖尿病(Diabetes Mellitus: DM)

    日本で行われる試験の大多数は
    代謝に関する病気。血液中の糖分(血糖値)が慢性的に高くなる。
    初期症状では口の渇きを感じるようになる。
    口の渇きがあるため水分が欲しくなり、水分を摂取するので尿の回数も増える。
    重症になると、深刻な合併症をもたらす病気。

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  • 高血圧

    血圧が慢性的に高くなる病気。血管が強く圧迫されているため、
    血管は常にストレスにさらされている。
    細長いゴムのチューブに高圧の水を流し続ける状態と一緒で、最悪の場合は血管が破裂する。
    塩分の取りすぎなど、食生活が原因となる場合が多い。
    高血圧になると、日常的な塩分の調整が必要になってくる。

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  • 喘息

    呼吸器系の病気。夜間など呼吸が困難になり、発症すると咳が止まらず、
    息が出来なくなる。様々な原因が考えられ、
    家ダニなどにアレルギーを持っていると、喘息という形で症状が出てくる。

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  • うつ病

    精神的な病気。気が沈み、何事も積極的に取り組めなくなる。
    精神科に通い、薬の投与により治療を目指す。不眠症からうつ病になるケースもあり、
    日常的なストレス発散が、うつ病予防の最大の鍵。身体を動かし汗をかくなど、
    定期的にストレスを解消する必要がある。

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  • アトピー

    慢性の皮膚炎。肘や膝の内側、関節部分、顔面、頭皮などに強いかゆみが出る。
    原因は色々と考えられ、家ダニや猫のノミなどが原因の場合もある。
    アトピー体質は親から遺伝するが、アトピー性皮膚炎として症状が出るかどうかは、
    その人の生活習慣による。日常的な皮膚の保湿と、手入れが重要になる。

    現在はステロイドの軟膏を使った治療がメイン。
    大の鍵。身体を動かし汗をかくなど、定期的にストレスを解消する必要がある。

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  • ニキビ

    毛穴の炎症。思春期以降の男女に発症する病気で、顔や背中、
    胸などに赤い腫れが出てくる。大人になってからのニキビはストレス性の症状が多く、
    改善のためには皮膚のケアとストレス解消が必要になってくる。

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  • 前立腺肥大

    前立腺が大きくなる一種の老化現象。
    通常はクルミほどの大きさしかない前立腺が、鳥の卵ほど大きくなり、
    排尿に乱れが生じる。

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  • COPD

    呼吸器系の病気。タバコ病とも言われる。気管に炎症が起きて、呼吸が困難になる。

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  • 緑内障

    目の病気の一種。眼圧が高くなり、視神経に障害が出て、
    視野が狭くなる。緑内障は失明の危険を伴う。早期の発見が重要。

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  • 慢性関節リウマチ

    全身の関節に炎症がおこり、手足がこわばってしまう病気。初期の頃は倦怠感、
    食欲不振、体重減少、発熱などの症状が出る。その後、手足のこわばり、
    関節の炎症が現れる。男女比は1:4で女性に多く、年齢は20~60歳が多い。

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  • 慢性胃炎

    胃の病気。胃粘膜や胃液分泌腺がおかしくなる。主な症状は胃もたれや胸やけ、
    げっぷ、鈍い胃の痛み、食欲不振、全身の倦怠感、吐き気や嘔吐、吐血などがある。
    食生活やストレスが原因となるケースが多い。

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